商品について
琥珀(コハク)は、天然樹脂の化石であり、宝石の仲間です。 半化石の琥珀はコーパル、加熱圧縮成形した再生コハクはアンブロイドといいます。 バルト海沿岸で多く産出するため、ヨーロッパでは古くから知られ、 宝飾品として珍重されてきました。 樹木が傷ついたとき、そこから樹脂という粘液が流れ出て、傷ついた箇所を補修します。 長い年月のうちに、樹脂の化学的に安定した成分が硬化します。 今日、琥珀と呼ばれるものは古代の木から流れた樹液だったです。
琥珀の持つ力について、数多くの伝承が存在しています。 近代医療が発達する前は、痛風、リウマチ、喉の痛み、歯痛、胃痛などを癒すために 琥珀が携帯されました。 現代でさえ、虫歯で苦しむ子供にバルティック・アンバー(バルト海産の琥珀)のネックレスを買い与える親がいるといいます。 今のところ科学的な根拠はありませんが、バルティック・アンバーに含まれるコハク酸が鎮痛効果に一役買っている可能性を示唆する研究はあります。 また分娩を助けたり、蛇や邪悪な力から身を守るお守りになるとも考えられています。
琥珀を触ったことがある人なら分かると思いますが、何だか温かい感じがします。 琥珀は熱を伝えにくいので、いつまでも内側にぬくもりを保っています。